自分と他者の境界:感覚の曖昧さと自分のアイデンティティ
最近、私は人が感じていることについて考えることが多くなりました。特に、自分の感覚が他人とどのように関連しているのか、そしてそれが自分のアイデンティティにどう影響しているのかに興味が湧いています。
以前、ふとした瞬間に、自分が感じたことが誰かの考えが入ってきたような感覚がありました。普段は直感や閃きとして表現されるものが、実は他人からの影響を受けているのではないかと考えました。
その後、考えだけでなく味覚や触覚、感情なども他人からの影響を受けていることに気づきました。私たちが感じていることが、実際に誰のものかわからない場合、自分自身とは何なのか、という疑問が浮かび上がります。
私たちの感覚は、多くの人々からの影響が入り混じって形成されていることを考えると、自分だけのものではないのかもしれません。この考えは、脳の中に「自分」が存在しないという説にもつながっていくのではないでしょうか。